ビジネス風の変換ができるようになると、胸をはって業務ができます。
「差異がある」の正しい使い方と、似ている言い回しをチェックしていきましょう。
「差異がある」とは?
この場合の「差異」は「さい」と読みます。
違いをあらわす表現です。
また「ある」は存在していること、確認できることを述べています。
そのため「差異がある」で違いがある、矛盾があるというニュアンスになります。
違いが気になる場合、あるいは違和感がある時に用いられています。
「差異がある」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
想定したことから、かけ離れていることを述べているのが「差異がある」という言い方です。
差異は違い、異なる点をあらわすので、例えば企業の研究室で実験をおこなっている時、新商品の開発テストをしている時に使えます。
変化がある時、矛盾が見られる時に使われる言い方なので覚えておきましょう。
一方で「差異がある」はやや硬い言い回しです。
取引先の方に異議を唱える時に使うと、これからの関係にヒビが入ってしまうことも。
その他の言い方も学んでおき、明るいやり取りに繋げていきましょう。
「差異がある」を使った例文
・『実験の結果、差異があることが分かりました』
・『2者の間に差異があるので、もう1度テストをやり直します』
「差異がある」の類語や言い替え
似ている言葉に「相違」があります。
相違は違いをあらわします。
例えば「相違ありません」というと「間違いがありません」つまり、相手の発言に同意することを示しています。
「差異ありません」はあまり用いられない言い方なので「相違ありません」との区別を付けておきましょう。
言い替えに「変化がありましたので」や「想定とは異なる結果が生まれましたので」があります。
まとめ
「差異がある」を解説しました。
色々なビジネス敬語を知っていると、敬語に対する大きな自信も生まれてきます。
明るく働くために、言葉のスキルを磨いていきましょう。