年末が近づいてくると、年の瀬にふさわしい文言を使いたくなるもの。
「師走も半ばを過ぎ」の適切な使い方を見ていきましょう。
「師走も半ばを過ぎ」とは?
師走は12月をあらわします。
この場合の「半ば」は月の中旬を示します。
「12月もあっという間に半分をすぎて」このような訳が込められています。
「師走も半ばを過ぎ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
12月になると年末の仕度、そしてお正月の準備に向けていつもの月よりも、やることが増えていきます。
駆け抜ける季節のお便りに書きたいのが「師走も半ばを過ぎ」という表現です。
「半ば」は12月中旬をあらわすので、12月15日以降のビジネスメール、封書に記しておきましょう。
反対に12月初旬、12月前半に使用するとフライングとなってしまい、落ちつかない文になります。
送付するタイミングに気を配っておきましょう。
忙しい季節の相手の体調を気遣うひと言なので「お変わりありませんか」など、それとなく相手の変化を尋ねる言葉を入れてあげると、まとまりのある文章になるでしょう。
「師走も半ばを過ぎ」を使った例文
・『今年も早いもので、師走も半ばを過ぎました』
・『師走も半ばを過ぎ、何かと気ぜわしい頃合いになりました』
「師走も半ばを過ぎ」の類語や言い替え
似ている表現に「師走を迎え」があります。
「12月に入りましたね」という意味合いがあるので、12月の前半に使いやすいです。
「師走を迎え、何かとお忙しい日々をお過ごしのことと存じます」と文を作っていきます。
このほか言い替えの表現に「師走の候」や「年末の足音が近づいてきて」や「こたつの温もりが恋しい季節」があります。
いずれも12月の中旬に使いやすい、季節の挨拶文です。
「朝晩の冷え込みが厳しいので、どうぞご自愛ください」など相手の体調を気遣う文を加えると、思いやりの伝わる文になるでしょう。
季節の挨拶をとおして、あなたのハートも伝えてみてください。
まとめ
「師走も半ばを過ぎ」の使い方を学びました。
それぞれの意味を知って、言葉の奥深さを学んでいきましょう。