「年も改まり」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「年も改まり」とは? ビジネス用語

ここでは「年も改まり」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「年も改まり」とは?

「年も改まり」は、新しい年になりましたので、という意味になります。

「年も改まり、気分を一新して頑張っていきたいと考えております」のような使い方になり、このように畏まって何かの決意を述べるような時に用いられることが多いです。

この手の新しい年になったことで、このように考えている、こうしようと思っているといった使い方以外にも、今年はそういった年だと確認するような用い方をすることができ、「年も改まり、今年はいよいよ○○の開催されます」などと使った場合がそれにあたります。

口語ではあまり用いない表現で、主として文章で用いられています。


「年も改まり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「年も改まり」は、少し違った使い方として、年号が変わったという意味で用いることができます。

現在、西暦以外の独自の年号を使っている国は世界を見渡しても日本だけとなっているため、その日本独特の表現になると考えてよく、「年も改まり、元号が令和となったのは2019年の5月です」といったような使い方をすることができます。

こちらとして用いる場合、「年が改まり」とした方が向いており、そちらで見掛ける方が多いですが、この「が」とした使い方にすると、「も」の時とは違って新しい年になったというだけの意味になるので、「年が改まり、2023年になりました」のように、それだけの意味で用いたい時に向いています。


「年も改まり」を使った例文

・『年も改まり、今年は夏に○○五輪が開催されます』
・『本日より年も改まり、昨年以上に努力を重ねていく所存です』

「年も改まり」の類語や言い替え

・『新たな年を迎え』
こちらの表現は、「年も改まり」を畏まって何かの決意を伝えるという使い方をする場合の言い替えになります。

このように用いても意味が変わることはなく、「新たな年を迎え、気を引き締めて業務にあたる所存です」のように、そのまま置き換えて使える表現です。

まとめ

「年も改まり」は、年が変わったことで、こう考えている、こう思っているという用い方をする表現です。

そのような決意を伝えるための使い方以外に、単に今年はそういう年だといった意味で使うこともでき、前者の場合には類語として挙げた方もよく用いられています。

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