「度々のご連絡失礼いたします」はできれば使いたくないフレーズですが、ビジネスにおいてはコミュニケーションに関わる重要な意味を持ちます。
ビジネス用語の「度々のご連絡失礼いたします」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「度々のご連絡失礼いたします」とは?
「度々のご連絡失礼いたします」とは、「何度も連絡して悪い」という意味で使われているビジネス表現です。
ビジネスでは同じことが何度も重なることを「度々」と表現します。
本来一度で済ませるような物事が何度も繰り返された時に使うことが多く、手間と時間が余計にかかってしまったニュアンスを含む言葉です。
「失礼いたします」は相手に失礼なことをした時に謝罪する意味で使うビジネス用語です。
一般的にはごく軽い意味で使われますが「度々のご連絡失礼いたします」の場合は悪いと思って謝罪する気持ちが強めに含まれています。
連絡はビジネスにおいてとても重要な作業ですが、時間と手間を省くためなるべく少ない回数で済ませるのがマナーです。
にもかかわらず手際の悪さで何度も連絡してしまった時、手間と時間を余計にかけさせたことを詫びる意味で「度々のご連絡失礼いたします」を使います。
「度々のご連絡失礼いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
何度も連絡するのはビジネスマナー的に好ましくありません。
相手に対する謝罪の気持ちをしっかり込めて使いましょう。
事務的な口調だと怒らせてしまう恐れがあります。
「度々のご連絡失礼いたします」を使った例文
・『度々のご連絡失礼いたします、先ほど伝え忘れたことがありました』
・『度々のご連絡失礼いたします、繰り返しになりますが必ず今週中にご返信願います』
・『度々のご連絡失礼いたします、例の件ですが何か動きはありましたでしょうか』
「度々のご連絡失礼いたします」の類語や言いかえ
「繰り返しご連絡失礼いたします」「重ね重ねのご連絡失礼いたします」「毎度のご連絡失礼いたします」などが同じような意味で使われています。
まとめ
「度々のご連絡失礼いたします」は本来少ない回数で済ませるべき連絡を何度もしてしまう時の表現です。
なるべく使わないで済むよう内容をきちんとまとめてから連絡しましょう。
