この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします」とは?
「引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします」のフレーズにおける「引き続き」は、「これからも継続して」といった意味の言葉です。
次の「ご指導」は「教え導くこと」を意味する「指導」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
また、「ほど」は断定を避けて表現を和らげる言葉で、大きな意味はありません。
そして後半の「よろしく」は、何かをお願いする際に添えられる言葉です。
また最後の「お願いいたします」は「願う」に敬意を示す接頭辞の「お」が付けられ、その後ろに「する」の謙譲語の「いたす」と丁寧語の「ます」が付けられたものです。
したがって、「引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします」のフレーズは「これからも継続して教え導くようお願いする」といった意味の敬語表現となります。
「引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします」のフレーズは、これまでも指導してもらっていた方に、年賀の挨拶など何らかの節目に、改めて継続しての指導をお願いする表現です。
このフレーズでは「引き続き」の言葉が使われているので、これまでに指導を受けたことのない方に、このフレーズを使うことはできないので、注意が必要です。
「引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします」を使った例文
・『本年も引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします』
・『今後とも引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします』
「引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします」の類語や言い換え
「引き続き」の類語としては「継続して」や「これからも変わらず」が挙げられます。
したがって、前半の「引き続きご指導のほど」は「継続してご指導のほど」や「これからも変わらずご指導のほど」と言い換えることができます。
また、後半の「よろしくお願いいたします」は「よろしくお願い申し上げます」と言い換えることができます。
まとめ
「引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします」のフレーズは「これからも継続して教え導くようお願いする」といった意味の敬語表現です。
これまでも指導してもらっていた方に、年賀の挨拶など何らかの節目に、改めて継続しての指導をお願いするフレーズです。