ビジネスメールの作成に、悩んでしまうことがあります。
「後ほど別途メールでお知らせいたします」の正しい使い方を見ていきましょう。
「後ほど別途メールでお知らせいたします」とは?
「後ほど」とは「少し経った時間」をあらわします。
また「別途」は「このメールとは別に」という意味が含まれています。
「お知らせいたします」は新しい情報を伝えること、アナウンスすることを指しています。
今ではない別の時に、お伝えする状況をあらわしています。
「後ほど別途メールでお知らせいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
こちらの表現は、いくつかの線路が入り組んでいる難しいフレーズです。
「後ほど別途」はビジネスシーンでは分けて用いられることが多く、重ねて用いることはありません。
「後ほど」または「別途」どちらかを選び、伝わる敬語をつくっていきましょう。
例えば今取り組んでいる業務が終わり次第、メールでお知らせしたい時は「後ほど」を使います。
今やり取りしているメールとは分けて、資料送付用のメールをつくる場合は「別途」を用います。
一方でどちらも期日を明確にあらわしていない、抽象的な言葉です。
先方をお待たせしないためにも「金曜の午前中までに」や「〇月〇日までに」とひとつの区切りをお伝えしておきましょう。
目処がつかない場合は「〇日頃を予定しておりますが、遅れる場合は改めてご連絡いたします」と書き添えます。
ノンストレスのやり取りを重ねて、上質なコミュニケーションを図っていきましょう。
「後ほど別途メールでお知らせいたします」を使った例文
・『後ほどメールでお知らせいたします。少々お待ちくださいませ』
・『別途メールでお知らせいたします。本日中にお送りさせていただく予定です』
「後ほど別途メールでお知らせいたします」の類語や言い替え
同じような表現に「後日メールでお知らせいたします」が挙げられます。
今日中に第2弾のメールを送るのが、難しい場合に使えます。
「今日中に送れないこと」を早めに先方にお伝えできるので、ある意味親切な日本語になっています。
また言い替えの表現に「後ほどご連絡いたします」や「別途ご連絡いたします」が挙げられます。
「お知らせいたします」の代わりに「ご連絡いたします」が使われていて、丁寧な雰囲気に仕上がっています。
場にあう対応を取っていきましょう。
まとめ
「後ほど別途メールでお知らせいたします」の使い方を見てきました。
正しい使い方を学んで、敬語力を引き上げていきましょう。
