「後任として」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「後任として」とは? ビジネス用語

ここでは「後任として」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「後任として」とは?

「後任として」は、誰かと同じ立場、役目を引き継ぐ人物などを伝える時に用いる表現になります。

例えば、「今月より○○の後任として私が窓口になりましたので、どうぞよろしくお願いいたします」のような使い方になり、この例では自分がそうなったとしていますが、「△△が窓口になります」と他の誰かがそうなったという用い方をしても構いません。

既にそうなっていると使うだけでなく、「来月から後任として、○○が〜」のように、これからの予定として用いる例も少なくありません。


「後任として」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「後任として」は、誰かがそうなる、そうなったという使い方になります。

少し形を変えた「後任に」とした用い方もよく見られ、「私が後任に指名されました」「後任には○○さんがあたります」などと使われています。

人だけでなく、「弊社が後任として、こちらの事業を引き継ぎます」のような用い方もできる表現です。

先のように、基本的に同じ立場や役目を引き継ぐことになると伝えるために使われますが、「後任として今までの内容に加え、以下のような役目も言い渡されました」といったように、それにプラスした役目もあるという使い方もできます。


「後任として」を使った例文

・『今月で○○は退職しますが、その後任として△△が同様の業務にあたります』
・『私が後任として、○○の代わりにその担当になりました』

「後任として」の類語や言い替え

・『後継として』
この「後継」としても、同じ意味で使うことができます。

ただし、あまり一般的な用い方ではなく、意味こそ通じるものの、無理にこちらに言い替えることはなく、どちらかと言えば機械ものやサービスの類いにおける新製品という使い方に向いています。

その意味で「○○の後継として、こちらが発売されました」といったような用い方をよくされている表現です。

まとめ

「後任として」は、何かの立場や役目を引き継ぐ存在を伝えるための表現です。

自分がそうだと使う場合から、誰かがそうである、また、会社などの団体をそうだと用いることもでき、口語、文章は問わず色々なシーンで使われています。

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