ここでは「心のこもった」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「心のこもった」とは?
「心のこもった」は、配慮が行き届いている、すごく気持ちが入っているといった意味になります。
そのようなもてなし、対応、サービスなどと用いる表現で、そういうものを受けたと思った時に使うことが多いです。
「心のこもったおもてなしに感謝いたします」のような使い方がそれにあたり、口語で使うこともできますが、この表現を含めて丁寧な文章にして用いられることが多いです。
何をもってこの「心のこもった」ものだと判断するかは、その何かを受けた側の基準で構わないので、いわゆる社交辞令として使うことも少なくありません。
つまり、少々大袈裟な用い方をすることもあるということです。
「心のこもった」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「心のこもった」は、こちらからの何かがそうだという使い方をすることもできます。
「心のこもったおもてなしをご用意しております」といったように用いることができ、宿泊施設などがお客様になる側に使うことが多いです。
また、それを提供する側が直接使うだけでなく、「あのホテルは心のこもったサービスで有名だ」などという用い方もよくされており、この手の使い方もまた、使う側の基準での判断になります。
よって、この「心のこもった」と称される内容は、(何かが)そうだと使う側はそれくらいの内容だと独自の判断から使うもので、受けた側は先のように、社交辞令の場合もあるということです。
「心のこもった」を使った例文
・『先日は心のこもったおもてなしをありがとうございました』
・『弊社では顧客に対して常に心のこもった対応を心掛けています』
「心のこもった」の類語や言い替え
・『心尽くしの』
意味はほとんど一緒で、こちらの方が少し上の表現になると考えていいでしょう。
よって、基本的にそれを受けたと使うもので、やはりお世辞のような用い方も多いです。
「心尽くしのおもてなしにとても癒されました」のように、そういうものを受けて感謝していると伝えるためにとても向いている表現です。
まとめ
「心のこもった」は、そのもてなしや対応などがすごく行き届いているという意味になる表現です。
主にそういう気持ちで提供している、またはそういったものを受けたという使い方になり、どこがそういうものを提供しているらしいといった用い方をすることもできます。
