この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「心苦しいばかりです」について、その意味や使い方や、言い換え表現などを徹底解説します。
「心苦しいばかりです」とは?
「心苦しいばかりです」のフレーズにおける「心苦しい」は、「つらく切ないこと」や「申し訳なく思うこと」や「気の毒に思うこと」を意味する言葉です。
そして、次の「ばかりです」は「だけ、のみ」を意味する「ばかり」に、丁寧語の「です」が付けられた表現です。
したがって、「心苦しいばかりです」のフレーズは「つらく切ないことだけだ」や「申し訳なく思うだけだ」や「気の毒に思うのみだ」といった意味の丁寧な表現となります。
「心苦しいばかりです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「心苦しいばかりです」のフレーズには、先に記した通り3つの意味がありますが、ビジネスシーンでは主に「申し訳なく思うだけだ」との意味で使われています。
非常に「心苦しい」すなわち「申し訳ない」との気持ちを伝える言葉で、「心苦しい限りです」との表現で使われることもよくあります。
目上の方に負担をかけて何かをしてもらった際に、それに対する申し訳なさと感謝の気持を伝える表現として使われます。
また、このフレーズに逆接の接続詞の「が」を付けて、目上の方に手間を取らせるようなお願いする際に、その前置きとして使われることも、よくあります。
「心苦しいばかりです」を使った例文
・『ご多忙中に、お手数をおかけし、心苦しいばかりです』
・『心苦しいばかりですが、ご了承いただきますようお願い申し上げます』
「心苦しいばかりです」の類語や言い換え
「心苦しいばかりです」のフレーズは、「心苦しい限りです」と言い換えることができます。
また、より丁寧な表現として「心苦しいばかりでございます」と言い換えることもできます。
まとめ
「心苦しいばかりです」のフレーズは「つらく切ないことだけだ」や「申し訳なく思うだけだ」や「気の毒に思うのみだ」といった意味の丁寧な表現です。
ビジネスシーンでは、主に「申し訳なく思うだけだ」との意味で使われます。
