相手の方に寄り添う、優しい敬語を知りたいことがあります。
「悲しみはいかばかりかと」の適切な使い方と例文、似ている言葉を学んでいきましょう。
「悲しみはいかばかりかと」とは?
この場合の「悲しみ」とは、親しい方があの世にいって嘆く気持ちを示しています。
また「いかばかりかと」は「どのくらいあるのか、計り知れない」という相手に寄り添う優しさを含んでいます。
そのため「悲しみはいかばかりかと」でご遺族の方にかける、お悔やみの言葉といえます。
突然の訃報を耳にして、言葉が見つからない時に使われています。
「悲しみはいかばかりかと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
会社関係者の方が突然亡くなられると、こちらの気も動転するものです。
「悲しみはいかばかりかと」は亡くなった方の周りにいる、ご遺族の方にかける言葉です。
後半に「推察いたします」や「拝察いたします」など相手の気持ちを推し量る表現を取り入れていくといいでしょう。
また丁寧なシーンでは「悲しみはいかばかりかと」より「お悲しみはいかばかりかと」と「お」を付けていきます。
「謹んでお悔やみ申し上げます」や「ご冥福をお祈りいたします」などの言葉も添えて、丁寧な文を作っていきましょう。
「悲しみはいかばかりかと」を使った例文
・『ご家族の方の悲しみはいかばかりかと、お察しいたします』
・『お悲しみはいかばかりかと、推察いたします』
「悲しみはいかばかりかと」の類語や言い替え
似ている言葉に「ご落胆はいかばかりかと」も挙げられます。
落胆は悲しいことがあり、ショックで落ち込む様子をあらわしています。
言い替えに「お悲しみはいかばかりかと」や「ご心痛はいかばかりかと」が挙げられます。
まとめ
「悲しみはいかばかりかと」を解説しました。
不幸の席に立ちあうことになったら、適切な敬語を学んでおきたいもの。
失礼のない言葉を学んで、教養を身につけていきましょう。
