この記事では「想像どおり」について解説をします。
「想像どおり」とは?
推測しているそのままに、という意味です。
「想像」には、実際には経験していない事柄を推測すること、現実にはないものを心に思い描くことという意味があります。
「どおり」は、そのままの意を表します。
「想像どおり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手が思っている通りであるときや、話し手が思っていた通りであるときに用います。
新商品の食品のことで説明をします。
開発チームが新商品を完成させたので、同じ部署の人たちが食べることになりました。
この商品はヨーグルトピーチ味です。
ヨーグルトも桃も別々には一度は口にしたことがあるはずなので、どのような味なのか想像できるでしょう。
部署のある人が商品を口にしてみると、思っていたように、桃の甘みとヨーグルトのほのかな酸味が感じられます。
「想像どおり」なのです。
そのさまを表します。
この場合「想像どおり」とだけ伝えても、この人が何を想像していたのかわからないので、「甘みと酸味がする」などの表現も使うとよいでしょう。
「あなたが思っている通り」という意味で使うときは注意が必要です。
相手がこう思っているだろうと自分が考えていることと、実際に相手が思っていることが違う場合があります。
曖昧な表現は避けて具体的な事柄を出した方が誤解を防げます。
「想像どおり」を使った例文
・『想像どおりで、また見たいと思いました』
「想像どおり」の返答や返信
何を話題にしているかによって返答の内容が変わります。
商品について話しているときなら、その商品についてさらに話を進めて行くことになるでしょう。
商品の味、見た目、性能、良し悪しなど具体的な話に進んでいくはずです。
この言葉だけ伝えられて、相手が何を思っているのかわからないときは、何を想像しているのか教えてもらってください。
そうしないと話が噛み合わなくなってしまいます。
まとめ
この言葉は、推測をしている通りという意味です。
相手が考えている通り、自分が考えていた通り、どちらの意味でも用いることができます。