この記事ではビジネスシーンで使われる「感謝の意をお伝えください」という言葉に付いて解説します。
「感謝の意をお伝えください」とは?
「感謝の意をお伝えください」とは自分がお礼を言っていたことを、他の人にも言っておいてほしいということです。
感謝の意というのはありがたいと思っている気持ちであり、お礼を指す言葉でもあります。
それを伝えておいてほしいという言葉なので、「感謝の意をお伝えください」という言葉を使った人が感謝していたということやそれを表す言葉を、他の関わった人にも届けてほしいという意味になる表現です。
「感謝の意をお伝えください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
複数の人にお世話になった後に、その中の一部の相手だけにお礼する機会があった場合に使われます。
直接感謝の言葉を伝える機会がなかった人をないがしろにしているわけではなく、そんな人達にも感謝していますよと言うために使われる言葉です。
ただしこう言っておけば他の相手にお礼を言わなくていいというわけではないので、「感謝の意をお伝えください」と言った後も、他のお世話や協力を受けた相手と会った時には直接お礼を言うべきでしょう。
「感謝の意をお伝えください」を使った例文
・『協力してくださったスタッフの方々には是非感謝の意をお伝えください』
・『本日参加できなかった方にも感謝の意をお伝えください』
「感謝の意をお伝えください」の類語や言い換え
感謝の意は「謝意」や「お礼」などに言い換えられ、それを伝えるよう言う言葉を続ければ言い換えになります。
「私からの謝意を届けてください」や「お礼を伝えておいていただけますか」などが具体的な言い換えの文章として使えるでしょう。
まとめ
様々な社外の人が関わるプロジェクトというものはあるものですが、それに参加したすべての人に等しくお礼を言う機会があるとは限りません。
一部の人にだけお礼を言う機会ができた場合は、他の人はどうでもいいと思っていると思われないように、「感謝の意をお伝えください」と他の人にも感謝していることを伝えておいてもらいましょう。
