この記事では、「承認が降りる」の使い方に関して解説します。
「承認が降りる」とは?
「承認が降りる」とは、分解して考えると、何かを「認める」という意味の「承認」、助詞の「が」、そして、何かが「上から降ってくる」という意味の「降りる」になります。
これらをまとめると、なにかが「認められた状態が降ってくる」ということになります。
ここで重要なのは「降ってくる」という部分で、これは、たとえば、「インスピレーションが降ってきた」などのように、自分よりも上位の存在から与えられるという意味で使われることが多い言葉です。
したがって、ここでも実際には何かが降ってきたわけではなく、「上の人にしてもらった結果」ということになるでしょう。
これらを加味すると、結局は「上に認めてもらった」ということになります。
「承認が降りる」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「承認が降りる」という表現は、特にビジネスのメールや会話においては、かなり頻繁に使われる言葉です。
それは、前述のように「上に認めてもらう」必要があることがいかに多いかということを表しています。
したがって、これを使うときにはそのニュアンスが含まれることに注意して、上の人に対しては使わないのが無難でしょう。
そのかわりに「承認を頂いた」というのが積雪でしょう。
「承認が降りる」の正しい敬語表現
「承認が降りる」を敬語表現にする場合には、前述の注意事項を意識する必要があります。
つまり、敬語を使うということは、相手は上の人であり、「降りる」は、あまり適切ではないということです。
したがって、やはり「ご承認を頂く」というのが適切でしょう。
「承認が降りる」を使った例文
・『やっと、課長の承認が降りました』
・『承認が降りるまで、根気強くお願いします』
「承認が降りる」の類語や言い替え
「承認が降りる」の類語としては、「認めてもらう」、「ハンコを貰う」などになるでしょう。
まとめ
この記事では「承認が降りる」に関して解説してきました。
このような言葉を使いこなせるようになるために、これを機会にもっと「承認が降りる」を使ってみてはいかがでしょうか。
