「折り合いがつかず」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「折り合いがつかず」とは?
「折り合いがつかず」とは、ビジネスシーンにおいて「お互いの妥協点をみつけることができないために」あるいは「双方の主張や意見などを擦り合わせることができなかったので」などという意味合いで用いられている言い回しです。
取引相手や得意先などと業務を進めていく上では、自社と先方における双方の利益を追求していく必要がありますが、稀にお互いの方向性や意見などが合わない場合もあり、そのような際には上記のフレーズを使って調整が不調に終わった旨を伝えることになります。
「折り合いがつかず」とはのビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「折り合いがつかず」とは、ビジネスにおいて取引先や顧客などと商売を続けていく上で、双方の都合がうまくつかなかった場合に使われている文言です。
「残念ながらうまい着地点を見出(みいだ)すことはできませんでした」ないし「譲歩し合う必要がございましたがうまくいきませんでした」などというニュアンスで使われており、取引や交渉事などにおいてお互いに納得できる妥協点を探し出すことができなかった場合に用いられている言い回しです。
「折り合いがつかず」を使った例文
・『大変残念ですが折り合いがつかず、調整することができない状況でございます』
・『値下げ交渉において双方の折り合いがつかず、結論については明日以降に持ち越されることとなりました』
「折り合いがつかず」の類語や言い替え
・「合意に至らなかったために」
・「協議はまったく進展することなく」
・「条件や前提などに一致しませんでしたので」
まとめ
「折り合いがつかず」とは、ビジネスの場において「双方の主張や意見などについてお互いに歩み寄ることができず」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解しながら、場面や状況などに応じて上手に使いこなすようにしましょう。