この記事では、「持ち帰り」について詳しく紹介します。
「持ち帰り」とは?
持ち帰りは持って帰ることですが、ビジネスシーンではその場では決断できないことなどを帰ってから検討したり協議したりすることをいいます。
取引先から何か依頼を受けた際などに、自分だけでは決められない場合などは「持ち帰らせていただきます」といったりします。
また、持ち帰りには、外出先で購入したものを持ち帰るという意味もあります。
食べ物の持ち帰りはテイクアウトと呼ぶことも多いです。
「持ち帰り」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「持ち帰り」はメールでも会話でも使う言葉で、ビジネスシーンではよく用いられています。
その場では決断するのが難しい場合に使うことが多いです。
また、相手からの依頼を断る場合などにもその場で断るのは失礼なので、一旦持ち帰り検討すると伝えることもあります。
持ち帰りは自社に持ち帰ることを表しているので、社外の人に対して使用する言葉です。
同じ会社の人に対して使用することはありません。
「持ち帰り」を使った例文
・『ご依頼の件は社に持ち帰り、上司に相談してからお返事させていただきたいと存じます』
・『一旦持ち帰りますので、少しお時間をいただけますでしょうか』
「持ち帰り」の類語や言い替え
「持ち帰り」は、「社内で検討する」に言い替えることができます。
決断したり方向性を決められなかった場合に一旦社に戻って検討することを「持ち帰り」と表現するので、「社内で検討する」ことを表しています。
そのため「持ち帰ります」は、「社内で検討させていただきます」といったフレーズに言い替えられます。
また、購入した商品などを持ち帰る場合には、「テイクアウト」と言い替えることもできます。
「テイクアウト」は、食べ物や飲み物などを購入した場合に限られます。
「持ち帰り」を「お持ち帰り」に言い替えることもでき、接頭語の「お」をつけて丁寧にした言葉が「お持ち帰り」になります。
まとめ
「持ち帰り」は、ビジネスではその場では決断できないこと等を一旦社に戻って検討することをいいます。
自社に持ち帰るという意味なので、取引先など社外の人に対して使用します。