「持ち越しとなってしまいます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「持ち越しとなってしまいます」とは? ビジネス用語

「持ち越しとなってしまいます」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「持ち越しとなってしまいます」とは?

「持ち越しとなってしまいます」とは、ビジネスの場において「その件につきましては保留になってしまう可能性がございます」または「期限をもっと先まで延ばす必要があるかもしれません」などという意味合いで使われている表現です。

ビジネス上で発生した問題点や不備などについては、発生後速やかに対応する必要が出てきますが、「そのまま手をつけなければ次回まで放置されてしまう可能性がございます」ないし「策を講じなければならない状況でございます」などというニュアンスで用いられている文言です。


「持ち越しとなってしまいます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「持ち越しとなってしまいます」とは、「次回も同様の課題として残される状況でございます」または「引き続き対応しなければならない案件として取り扱う必要がございます」などという意味合いで用いられている表現です。

業務においてなるべく早く処理するべき不具合や欠陥などについて、良い処置の方法が見つからなかったためにそのまま次の機会まで置いておかなればならないような場合などに使われている表現で、本来であれば早々に対応するべきところをなかなか手をつけることができない場合などに用いられている文言です。


「持ち越しとなってしまいます」を使った例文

・『本件につきましては、次回開催予定の会合まで結論は持ち越しとなってしまいますことをご了承いただければと思います』
・『今期売場にて売れ残った商品は、来年まで持ち越しとなってしまいます』

「持ち越しとなってしまいます」の類語や言い替え

・『解決は先延ばしになる可能性がございます』
・『すぐには処置できない状況でございます』
・『引き続き対処が必要な課題として認識しております』

まとめ

「持ち越しとなってしまいます」とは、ビジネスシーンにおいて「結論につきましては、後ろにずらすことになってしまいます」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解しながら、その時の場面や状況などに合わせてうまく使いこなすようにしましょう。

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