「挙がっていたのですが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「挙がっていたのですが」とは? ビジネス用語

ここでは「挙がっていたのですが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「挙がっていたのですが」とは?

「挙がっていたのですが」は、何かが候補として挙がっていたという使い方になります。

語尾が「が」となっているので、そうだったのだがと続けるための表現になり、「3つの案が候補として挙がっていましたが、いずれも採用には至りませんでした」のように用いられます。

ビジネスシーンではそのような使われ方をよく見聞きしますが、「旅行先として○○が挙がっていたのですが、以前に行ったことがある人が居たので考え直すことになりました」のような用い方をプライベートでもすることがあり、そのままそれを採用するということにはならない(ならなかった)と使う表現となっています。


「挙がっていたのですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「挙がっていたのですが」は、そうだったもののと使う表現になりますが、具体的な対象を挙げずに「候補はいくつか挙がっていたのですが〜」などと用いても構いません。

必ずしも採用には至らなかったという用い方になる訳ではなく、「○○が採用の候補として挙がっていたのですが、そのままでは難しいため、改良を求めているところです」といったように使うこともできます。

この場合も普通に採用という訳ではないため、基本の意味としては変わっておらず、口語、文章のどちらでも用いられている表現です。


「挙がっていたのですが」を使った例文

・『最終選考に2つほど候補が挙がっていたのですが、結局どちらにも決まらず、採用となったものはありませんでした』
・『ヨーロッパ旅行が希望として挙がっていたのですが、予算の都合上、それは無理だということになってしまいました』

「挙がっていたのですが」の類語や言い替え

・『挙げられていましたが』
こちらにしても意味が変わることはなく、使い方も一緒なので言い替えになります。

これらも表現で「候補」とするものは人でも構わず、例えば、「採用の候補として〜」といった使い方をすることができますが、そのような場合にはこちらの表現は向いておらず、元の「挙がっていたのですが」の方が適しています。

まとめ

「挙がっていたのですが」は、何かの候補に挙げられていたもののという意味で使われる表現です。

だが採用には至らなかった、またはそのまま採用という訳ではないと条件をつけるような用い方をしてもよく、口語、文章のどちらでも使われています。

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