この記事では「授業を受けさせていただく」について解説をします。
「授業を受けさせていただく」とは?意味
授業を受けることへ許可を求める言葉です。
「受け」は「受ける」のことで、提供されたものを自分側に取り入れる、もらうという意味です。
「させていただく」は、相手に許しを求めて行動する意を表します。
敬意を込めて使われる言葉です。
「授業を受けさせていただく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側が授業を受けたいときや、授業を受けることになったときに用います。
ここで言葉を切ってしまうと上から目線に感じられてしまいます。
そのため後には、それをしてもよいか尋ねる意の言葉や、授業を受けることになったと知らせる意の言葉を続けます。
たとえば、ある授業の参加者を募集していたとします。
この授業に参加をするために、授業を行う教師に「自分は参加をしてもよいだろうか」と尋ねることにしました。
そのときに「授業を受けさせていただくことは可能でしょうか」といった使い方をします。
対象者の詳細が知らされていないと、自分は受ける資格があるのか判断できないと思います。
そのときには、募集をしている側に尋ねてみてください。
授業を受けると報告をする場合は、「させていただく」という表現を使わない場合があります。
「させていただく」は許しを求めるときに用いる表現です。
相手の許しを必要としないなら、「授業を受けることとなりました」という表現で報告をします。
「授業を受けさせていただく」を使った例文
・『授業を受けさせていただくことになりました』
「授業を受けさせていただく」の返答や返信
授業を受けてもよいのか尋ねられているときは、受けることができるのか、できないのかを答えてください。
受けられない場合は、どうしてなのかを説明しましょう。
その人は授業を受けたかったはずです。
受けられないと知らせれて、ショックを受けたことでしょう。
理由がわからないと納得できません。
相手の衝撃を少しでも和らげるために、そして納得をしてもらうためにきちんと理由を説明してください。
まとめ
この言葉は、授業を受けたいときや、受けると報告をするときに伝えるものです。
この形で使うと失礼なので、後に言葉を続けてください。