お客様と代金のやり取りをする際に、どう伝えればいいか迷うことがあります。
「支払いですが」の正しい使い方と例文、そして類語を見ていきましょう。
「支払いですが」とは?
この場合の「支払い」とは、サービスや商品の対価をあらわしています。
飲食店であればワインやパスタの代金、高級ホテルなら宿泊費、ペット向けの美容院ならトリミング代をいいます。
「ですが」は丁寧語のひとつで、「〜に関しては」という訳があります。
日常会話で使いやすいフレーズです。
「支払いですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
接客の仕事につくと、お客様とのやり取りに悩むことも。
恥ずかしくない敬語をマスターしておきたいものです。
「支払いですが」はお会計の際に用いられている、ポピュラーな言い方です。
さらに丁寧にするために「お」を付けて「お支払いですが」とすると、さらに綺麗に聞こえるでしょう。
現金払いかクレジット払いにするのか、あるいはクレジットカードの何回払いにしたいのか、尋ねたい時に取り入れていきましょう。
一方この表現のみだと殺風景に感じられるので「本日はご来店くださいまして、ありがとうございます」や「雨の中お越しいただき、ありがとうございます」など、お礼の言葉も添えておきます。
愛のある言葉を添えて、生きた敬語を目指していきましょう。
「支払いですが」を使った例文
・『お支払いですが、いかがいたしましょうか』
・『お支払いですが、領収書はご入用ですか』
「支払いですが」の類語や言い替え
似ている言い方に「ご注文を」があります。
オーダーされた注文を、繰り返す時につかうフレーズです。
「ご注文を確認いたします」と引用します。
言い替えの表現に「お会計は」があります。
「お会計は5400円でございます」と具体的な金額を入れてお伝えするほか「お会計は一括払いでよろしいでしょうか」と尋ねる際に使えます。
まとめ
「支払いですが」の正しい使い方を見てきました。
お客様が電子マネーや現金で代金を支払う時の言い方になります。
適切な文を覚えて、できる社会人を目指しましょう。