ここでは「教えていただきたいと思いますので」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「教えていただきたいと思いますので」とは?
「教えていただきたいと思いますので」は、何かを聞きたいと思っている、または詳しい内容を知りたいと考えているという意味になります。
「その場所までの道順を教えていただきたいと思いますので〜」のように使った時には前者の意味になり、それほどの内容でもない、一言二言で済んでしまうことを聞きたいと思っている場合にそのように用いられており、「○○の歴史について詳しく教えていただきたいと思いますので、是非お時間を作っていただけないでしょうか」といったような使い方の場合は後者になるという具合です。
「教えていただきたいと思いますので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「教えていただきたいと思いますので」は、先のように、同じ「教えて欲しい」という意味でも、深くそれについて、と用いられることがあります。
使い方としてはちょっとしたことの場合と同じく、「○○について教えていただきたいと思いますので〜」とすれば構わず、その○○に何が入るかによって、一言二言で終わることなのかと区別されます。
前述のような「道順」などの場合と異なり、何かについて詳しくといった使い方の時には、対象が比較的大きなことだったり、そのための時間が欲しいと用いることが多いため、この判断はそう難しくないでしょう。
「教えていただきたいと思いますので」を使った例文
・『そちらについてはその時に教えていただきたいと思いますので、お会いできるのを楽しみにしております』
・『是非○○について詳しく教えていただきたいと思いますので、お時間をいただければ幸いです』
「教えていただきたいと思いますので」の類語や言い替え
・『お教えいただきたいと思いますので』
少し丁寧にした形になりますが、それほど変わる訳ではないため、どちらを使ってもほとんど違いはありません。
「お教えいただければと〜」という形でも使われますが、そちらの場合、ちょっとしたことに対して用いる時に向いており、詳しい内容を求める使い方には適していません。
まとめ
「教えていただきたいと思いますので」は、何かを教えてもらいたいと思って用いる表現です。
一言二言で済む内容から、その詳しい内容を求める使い方をしてもよく、この後者の時には何について、という部分などからそちらだと判断することができます。
