ここでは「教えてもらった通り」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「教えてもらった通り」とは?
「教えてもらった通り」は、このように使う相手に教わった通りにしたという使い方になります。
「教えてもらった通りに操作してみたのですが、うまくいきませんでした」のような用い方になり、その通りにしたが、と使う表現です。
結果として伝えたり、先の例のように、うまくいかなかったので追加で指示をお願いしたいといったように、そこから話が続くことも多いです。
このように使うからには、その通りにしたらうまくいった、またはうまくいかなかったといった二通りの流れになると考えてよく、口語、文章を問わず使うことができますが、うまくいかない方の場合には、話が長くなることや、詳しく指示をもらいたいと考えてよく文章で用いられています。
「教えてもらった通り」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「教えてもらった通り」は、社内で使う分にはいいですが、他社が相手になる時には少し丁寧にして、「お教えいただいた通り」と言い替えた方が適切な場合が多いです。
そのまま置き換えればいいだけなので、これといって難しい部分はなく、この使い方であれば、失礼になることはまずありません。
もっと丁寧にするなら「お教えいただきました通り」となり、その相手との関係性によってはここまでの表現にして用いた方がいい場合があるので、付き合い方を考えてこれらを使い分けるといいでしょう。
いずれの場合も意味が変わることはないので、その通りにしてうまくいった、いかなかったと続ける使い方に変わりはありません。
「教えてもらった通り」を使った例文
・『教えてもらった通りにしてみたのですが、うまく反応してくれません』
・『教えてもらった通り、最初からやり直してみたところ、きちんと動作いたしました』
「教えてもらった通り」の類語や言い替え
・『ご教示いただきました通り』
こちらは、「教えてもらった通り」をより丁寧にした「お教えいただきました通り」の更に上になる表現だと考えてください。
ここまでの表現はまず通常では使うことはありませんが、相手がその分野の専門家や著名な人だったり、学生であれば教授などに相当する立場の相手の時にはこのように用いるのが礼儀となる場合があります。
まとめ
「教えてもらった通り」は、その相手に教えてもらった通りに何かを行ったという意味で用います。
その結果、うまくいった、そうはいなかかったという使い方になり、口語で用いることもできますが、特にうまくいなかったの方の時には、その後の対応を詳しく求めることになる場合も多いので、よく文章で使われています。