この記事では「早々にご連絡いただき」について解説をします。
「早々にご連絡いただき」とは?意味
早くに連絡をもらって、という意味です。
「早々」には、普通よりも早い時期に行うさまという意味があります。
「ご連絡」は「連絡」に「ご」を添えて、尊敬の意を示す表現にしています。
他人の行動を表す言葉に「ご」をつけると、その行動をする人に尊敬の意を示す表現になります。
この場合は連絡をしてくれた人に敬意を表しています。
「いただき」は「もらう」の謙譲語です。
「早々にご連絡いただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、すばやく連絡をしてくれたときに使用をします。
連絡をもらったならば、そのことへお礼を伝えるとよいでしょう。
他にも仕事があるでしょうに、メールを書く、電話をかけるといった手間をかけてくれています。
そういった相手の行動にお礼を述べるのです。
そのため、この後にはお礼の言葉が続きます。
「早々」は普通よりも早い時期に行うさまを意味します。
どれくらいなら早いというのかはっきりとはしていませんが、1週間くらいかかるだろうと思っていたものが3日くらいであった場合は、早いといえるでしょう。
早いと感じられないときに「早々」を使うと違和感があります。
敬語ではないので、なくても失礼にはなりません。
「いただき」の部分は「くださり」とすることもあります。
「くださり」も敬意を表す言葉で、「ご」のついた漢語の後に添えて、その動作をする人に敬意を表します。
「早々にご連絡いただき」を使った例文
・『早々にご連絡いただき、ありがとうございます』
「早々にご連絡いただき」の返答や返信
連絡をしたことへのお礼だけであれば、返信をする必要はありません。
こちらからメールを送って、相手からのメールを受け取っています。
それに対して返信をしていると、やり取りを何度も繰り返すことになり、メールを読む手間をかけさせてしまいます。
相手の負担になるのです。
返信をするならば内容は簡潔にしましょう。
質問など受けた場合は返信が必要です。
まとめ
この言葉は、すばやく連絡をしてくれたときに伝える言葉です。
連絡がすばやくても、そうでなくても、メールや電話をもらったときにはお礼を伝えるとよいでしょう。