天気が良好な日のことを「晴天に恵まれる」と表現することがあります。
決して難しくない言葉ですが、屋外イベントの挨拶の中でも使われるものであるため、その使い方などは把握しておきたいところです。
「晴天に恵まれる」とは?
雲が少なくて晴れ渡った空に恵まれた天候のことであり、外で何かの物事をするのに都合が良くて喜ばしい状況を表しています。
「晴天に恵まれる」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
屋外でイベントや予定が実施される場合は、ぜひとも晴天であって欲しいものです。
その天候がもたらされたり、それを願ったりするような時に「晴天に恵まれる」を用いることができます。
これは例えば報告の中で天気を説明する時や、人前での挨拶の中でも使うことが可能です。
挨拶の中では「本日は」のように、いつであるかを予め述べる使い方がされます。
また晴天に恵まれたから、何かをするのによい機会だという言葉を繋げることもできるでしょう。
敬語の表現ではないですが、文章全体を敬語とすることで支障がありません。
ただ「晴天」とは雲の割合がとても低いことを表すので、雲が多い空模様では用いることができないことには注意が必要です。
「晴天に恵まれる」を使った例文
・『本日は晴天に恵まれる状況となりまして、屋外で過ごすにも絶好の機会です』
・『こんどの京都旅行は、できれば晴天に恵まれることを期待しています』
「晴天に恵まれる」の類語や言い替え
「好天に恵まれる」は、晴れ渡り好ましい天気を意味する「好天」を使った表現です。
「雲ひとつない天気に恵まれる」は、空に雲がまったくない天気になったことを現しています。
「よく晴れる」は、とてもよい天気を意味する言い方です。
「日本晴れ」は、一つの雲すらもなく晴れ渡った日本の空を意味しています。
季節が秋の場合には、「秋晴れに恵まれる」ということも可能です。
ただし他の季節に使うと違和感があるので気をつけてください。
晴天の部分については、「上天気」や「青空」とすることもできます。
まとめ
とても良く晴れ、屋外で物事をするのに都合がよい状況について、「晴天に恵まれる」と言い表すことができます。
ただ晴天という言葉は、雲が多いと使えないので気をつけたいところです。
「好天に恵まれる」などの言い替えも考えると良いでしょう。