「書類などがございましたら」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「書類などがございましたら」とは? ビジネス用語

ここでは「書類などがございましたら」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「書類などがございましたら」とは?

「書類などがございましたら」は、書類にて提出してもらうものに対して使う表現です。

「他にもアピールのための書類などがございましたら、そちらもご提出ください」のような用い方になり、この使い方では他にもアピールのために必要になりそうな書類などがあれば、それも提出して欲しいと言っています。

「書類など」としているので、紙ベースになるそれから写真や画像、または作品をCD-ROMにしたようなものも含まれます。

その「など」を抜かした使い方になる場合、少なくとも文字の記載のある紙ベースのものが対象になります。


「書類などがございましたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「書類などがございましたら」は、先の例のような、それがあった場合には一緒に提出してくださいといったような使い方をすることが多いですが、他にも「不要な書類などがございましたら、一緒に廃棄に出してください」といったように用いることもできます。

形が形なので、その場合にはそうしてくださいという使い方に限られてしまい、あまり応用は効かない表現です。

口語、文章のどちらでも使われているものの、そのような理由からあまり見聞きする機会はないかも知れません。


「書類などがございましたら」を使った例文

・『別途ご提出いただける書類などがございましたら、それも一種にご同封いただきたく思います』
・『廃棄する書類などがございましたら、来週回収日がありますのでその日までにまとめておいてください』

「書類などがございましたら」の類語や言い替え

・『何かがございましたら』
この「何か」としても、書類も含む全ての対象物をそうして欲しいと使える表現になります。

そのため、あまり変わりはないように見えますが、「書類」にスポットを当てていないので、それ以外が多いと思われる場合にはこちらの方が適しています。

また、「質問など何かございましたら〜」のように問い掛ける際に使うこともできます。

まとめ

「書類などがございましたら」は、書類やその他のもので対象になるものがあれば、という使い方をする表現になります。

用い方が限られてしまうため、あまり見聞きすることはありませんが、そのような機会があればうまく使える表現です。

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