「最終候補」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「最終候補」とは? ビジネス用語

この記事では「最終候補」について解説をします。

「最終候補」とは?意味

いくつかある中から選ばれて残った、ふさわしいと思われるもの、という意味です。

「最終」には最後という意味があります。

「最」はもっとも、いちばん、「後」はおわり、最後という意味を持つ漢字です。

このことから「最終」には、いちばん終わりという意味があることがわかります。

「候補」は、ある事柄にふさわしいと認められているもの、ある選択の対象としてあげられている人や物という意味です。

対象とされている人や物のことで、まだ選ばれてはいません。


「最終候補」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、多くの中からふさわしいと思われるものをいくつか選んだとき、選ぶときに用いるものです。

商品パッケージのことで説明をします。

ある新商品を開発しました。

この商品のパッケージを決めているところです。

パッケージから受ける印象によって、お客さまが手にとってくれるかが変わるので、どのようなパッケージにするかは重要です。

このようなパッケージがよいのではないかという案がいくつも出て、その中から3つが最後に残りました。

この最後に残ったものが「最終候補」が意味するものです。

対象としてあげられたものを指しており、選んで決定したという意味ではありません。

先の例でいえば3つのパッケージを採用するのではなく、最後に残った3つの中から1つを選ぶことになります。

会話や文章の中では、この言葉の前後に他の言葉を述べます。


「最終候補」を使った例文

・『最終候補としてあがっています』
・『最終候補に入っています』

「最終候補」の返答や返信

どのような場面なのかによって返す言葉が変わります。

商品パッケージを決める場面であれば、いくつかある候補の中から、もっともふさわしいと思うものを選ぶことになります。

「これがよいのではないか」と自分の意見を述べるとよいでしょう。

「最終候補として残っている」と知らせをしてもらったときは、知らせをしてくれたことへお礼を述べます。

面接を受けて「最終候補として残った」と知らせてもらえることがあります。

まとめ

この言葉は、最後に残った候補を指して用いるものです。

たった1つを選ぶことではなく、対象となるものをあげるときに用います。

人や物について使うことのできる言葉です。

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