ここでは「望ましくない」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「望ましくない」とは?
「望ましくない」は、望んでいる内容とは違う、という意味で用いられています。
その意味から「こんな望ましくない結果になってしまった」のように使われており、このような、そうはなってもらいたくないことになった(なっている)と用いることが多い表現です。
よって、「望ましくない終わり方だ」、「あまり望ましくない流れだ」などとよく使われており、このように使う側から見てそのように思うという用い方になり、ビジネスシーンでも「我が社からすると望ましくない結果だ」といったような使い方が見られます。
「望ましくない」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「望ましくない」は、そういう結果になった、なりそうだといった使い方だけでなく、「そうなってしまっては望ましくないので〜」などと、そうとはならないように、という用い方をすることもできます。
そちらでは、「販売価格が2,000円以上になるのは望ましくないので、何とかそれ未満に抑えられるようコストカットに努めて欲しい」のような使い方に向いており、そうは望んでない内容を指して、色々な場面で用いられています。
「それは望ましくない」のように言い切る形は丁寧にすると、「望ましくありません」と表現できます。
「望ましくない」を使った例文
・『来週になってしまうのは望ましくないので、何とか今週中にならないだろうかと考えている』
・『準備不足からあまり望ましくない結果に終わってしまったが、それも仕方がないことだろう』
「望ましくない」の類語や言い替え
・『好ましくない』
似た表現になり、好き好む内容ではない、という使い方になる表現です。
「あまり好ましくない結果になってしまった」、「好ましくない番号を引いてしまった」といったように、「望ましくない」とほとんど同じ用い方ができますが、単に好みではないというニュアンスでも使える点がそちらとは異なります。
まとめ
「望ましくない」は、望んでいる内容ではない、という意味で用いられます。
そうなってしまった、そうとはならないように、と使われる表現で、そちらよりも好きではないに近い場合には、類語として挙げた「好ましくない」を用いる方が向いています。