ニュースを見ている時などに「期待されています」という表現を耳にすることがあります。
期待していると普通に言うのと比べ、若干回りくどいと感じる表現です。
どのように使って行くべきなのかなどを、考えてみましょう。
「期待されています」とは?
周囲の人々から、期待を受けている人物や物事についてを言い表しています。
「期待」は、あることが実現するだろうと望んで待つとの意味です。
「期待されています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
同僚の手掛けたプロジェクトが成功して欲しい、新たなPCソフトは使いやすいものであって欲しいと、望みをかけることがあります。
そのような時に「期待されています」を用いて、話題に取り上げることが可能です。
使う場合には、一体誰・何が、どのようになることが期待されているのか、示されていることが必要になります。
他者や物事が期待されていると言うことが多い表現ですが、場面によっては自分で自分のことを期待されていると言うことも可能です。
その場合は期待されているから「頑張りたいと思います」のように、適切な言葉を繋げる必要があります。
「期待されています」を使った例文
・『彼のプロジェクトは上手くいくのではないかと、周囲から期待されています』
・『なんだか成功が期待されていますので、もう少し頑張りたいと思います』
「期待されています」の類語や言い替え
「期待されている状況です」は、その場のありさまを表している「状況」を用いて、期待されている様子を表現しています。
「期待を受けています」は、自分に向かってくる期待を取り収めるという表現です。
「期待が膨らんでいます」は、期待が大きくなっていることを表しています。
「熱望されています」は、熱心に願い望まれているとの意味です。
「望みをかけられています」は、そうなればよいとの願いを受けている状態を表しています。
「待ち望んでいます」は、実現することを期待して待つとの意味です。
まとめ
周囲から人や物事が期待を受ける状態を語る場合に、「期待されています」を使うことが可能です。
その場合、誰・何がどのように期待されているか、明確とする用法が求められます。
「熱望されています」など、場面に応じた別の言い方も考えてみてください。