「本年もよろしくお願い申し上げます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「本年もよろしくお願い申し上げます」とは? ビジネス用語

ここでは「本年もよろしくお願い申し上げます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「本年もよろしくお願い申し上げます」とは?

「本年もよろしくお願い申し上げます」は、新年の挨拶表現として使われます。

今年も引き続きお付き合いをお願いしたいといった意味から用いられ、定型的な表現になります。

そのため、年賀状でよく見掛けますが、年始の挨拶として口語で用いることもあり、その年に初めてその相手に会った、連絡をした時にこのように伝えるもので、昨年までのお礼と共に使われることがほとんどです。

ビジネスシーンでもそれまでに付き合いのある取引先の相手などに毎年の初めに多用されています。

口語で用いる場合、このままでは少し堅いため、「本年もよろしくお願いいたします」と語尾を少し崩して使われることが多くなっています。


「本年もよろしくお願い申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「本年もよろしくお願い申し上げます」は、年始にこのまま定型文として使われますが、あまり遅くなってから使うのはおすすめできません。

一般的には遅くとも1月10日くらいまでに使うもので、ビジネスシーンでそれまでに機会がないような場合でも、なるべく早いタイミングで使うものです。

よって、相手がいつ受信するかは別にして、メールで早いうちに送っておくという方法もよく用いられており、年賀状を出し合うまでの仲でなければ年始の挨拶のメールで使っておくといいでしょう。

その年で初めて該当の相手に電話を掛けた際にも先のような少し崩した形にしてよく使う表現で、新年にはお互いにそのような文言を使った挨拶をするのがビジネスでは定番となっています。


「本年もよろしくお願い申し上げます」を使った例文

・『明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます』
・『旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願い申し上げます』

「本年もよろしくお願い申し上げます」の類語や言い替え

・『本年も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします』
今年もこれまでと変わらないお付き合いをお願いしたいという意味になり、年賀状に用いるのに向いています。

上の各例文の言い替えにそのまま当てはまり、個人的に使うこともできますが、ビジネスシーンに合った表現です。

まとめ

「本年もよろしくお願い申し上げます」は、年賀状にもよく用いられる年始の挨拶表現になります。

定型的に使われるものなので、毎年年始にはビジネスシーンのメールでよく見掛ける表現となっており、少し語尾を崩すと口語として使いやすくなります。

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