ここでは「本日はお休みをいただいてもよろしいでしょうか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「本日はお休みをいただいてもよろしいでしょうか」とは?
「本日はお休みをいただいてもよろしいでしょうか」は、今日は休ませて欲しいと勤務先などに伝えるための表現です。
とても丁寧な表現のため、文章専用だと考えてよく、「本日はお休みさせていただきたいのですが」のように少し崩して使われることが多いです。
この形であれば口語で用いることもでき、続けてどのような理由で休みたいのかと述べていきますが、元の「本日はお休みをいただいてもよろしいでしょうか」の形だと、そのまま用いるより、「本日」の部分を「明日」などと変え、今後のことについて使う方が向いています。
よって、そのように変えた「明日は〜」や「○日に〜」のような形の方でよく使われています。
「本日はお休みをいただいてもよろしいでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「本日はお休みをいただいてもよろしいでしょうか」は、先のように、その日に休みたいと使うにはあまり向いていません。
また、それ以前に当日の欠勤の連絡になるため、始業時間の前までに伝えないといけないのは言うまでもなく、メールでのそのような連絡が認められている場合に限ります。
前述の「本日はお休みさせていただきたいのですが」の形にして電話などの口語で用いる時にもそれは変わらず、表現に拘るよりもそちらの方が大切です。
そして、勤務先で当日欠勤に関する連絡の仕方が決まっているような場合には、もちろんそれに従わないといけないため、メールでのそれを認めていない時にはその方法で伝えることはできません。
「本日はお休みをいただいてもよろしいでしょうか」を使った例文
・『大変申し訳ありませんが、本日はお休みをいただいてもよろしいでしょうか』
・『当日の連絡になってしまいましたが、本日はお休みをいただいてもよろしいでしょうか』
「本日はお休みをいただいてもよろしいでしょうか」の類語や言い替え
・『本日はお休みさせてください』
崩しただけでなく、問い掛けにはしていない形です。
休ませて欲しい言い切っているため、些か無骨に聞こえてしまいますが、こちらでも問題がない(と分かっている)勤務先の場合には無理に丁寧な表現を使うことはなく、この形で口語、文章のどちらでも用いることができます。
まとめ
「本日はお休みをいただいてもよろしいでしょうか」は、今日は休ませて欲しいと伝えるために用います。
当日の欠勤連絡になるので、始業時間前にこのように伝えるのが通例で、もっと細かいルール(その5分前までに、など)があれば、それにも従って使ってください。
