「本日はお休みをいただきます」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語・敬語の言い替え」を分かりやすく解説していきます。
「本日はお休みをいただきます」とは?
「本日はお休みをいただきます」とは、「今日は休みをもらうこと」を意味しているビジネス用語です。
「本日はお休みをいただきます」というのは、「今日は休ませてもらうことを上司・同僚・取引先(顧客)などに伝えるときの敬語表現」です。
「お休み」は丁重・丁寧の意味を持っている接頭辞「お」をつけた美化語です。
「いただきます」という言い回しは、「もらう」の謙譲語に「ます」の丁寧語を合わせた敬語表現に当たります。
「本日はお休みをいただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「本日はお休みをいただきます」というビジネス用語は、「今日、休みをもらうとき」に使うという使い方になります。
「本日はお休みをいただきます」の言い回しは、「自分が体調不良や急な用事などで休みをもらいたくて、上司・同僚・顧客などに欠勤する旨を伝える場合」に使われているのです。
使うときの注意点は、「本日はお休みをいただきます」と言い切ると「一方的な休むことの宣言・通達」と受け取られやすい問題があるということです。
そのため、「本日はお休みをいただいてもよろしいでしょうか」や「○○のため、本日は出勤できそうにありません」などの表現に言い換えると良いでしょう。
「本日はお休みをいただきます」を使った例文
・『朝起きたところ39度の発熱がありましたので、本日はお休みをいただきます』
・『本日はお休みをいただきますので、メールの返信は明日以降にさせていただきます』
・『申し訳ございませんが体調不良のため、本日はお休みをいただきます』
「本日はお休みをいただきます」の敬語での言いかえ
「本日はお休みをいただきます」の敬語での言いかえを紹介します。
「本日はお休みをいただきます」の敬語表現
・『今日は休ませていただきます』
・『本日はお休みします』
・『本日はお休みいたします』
・『今日は欠勤いたします』
「本日はお休みをいただきます」のもっともシンプルな敬語表現の言い換えは、美化語と丁寧語を組み合わせた「本日はお休みします」になります。
「今日は休ませていただきます」や「本日はお休みいたします」という謙譲語の敬語表現でも、同じ意味合いで言い換えることができます。
「今日は欠勤いたします」も、「今日は欠勤します・今日は休みます」の謙譲語の言い回しになっています。
ただし「本日はお休みさせていただきます」という敬語表現は、「〜させていただく」が「相手から許可を得られることを前提にした言い方」のため、上からの一方的な物言いとして受け取られる恐れがあります。
まとめ
「本日はお休みをいただきます」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「本日はお休みをいただきます」の意味・使い方・例文・敬語を知りたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。