この記事では「本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます」について解説をします。
「本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます」とは?意味
今日時間を作ってくれたことへのお礼の言葉です。
「お忙しい」は、相手を敬って忙しいことをいう語です。
「忙しい」は形容詞で、形容詞に「お」がつくと尊敬の意を表します。
「中」はある状態が続いているときという意味です。
「いただき」は「もらう」の謙譲語です。
自分にとって利益となることを他人から受ける意や、頼んで手に入れるという意味があります。
「ありがとうございます」は感謝をしているさまを表す語です。
「本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かをするために今日時間を作ってくれた人にお礼を伝える際に用います。
やるべき仕事が他にもある中、話し手のために時間を作ってくれたのはありがたいことです。
それに対して一言もないと失礼になります。
そこで、このような言葉を使ってお礼を伝えます。
「お忙しい中」がなくてもお礼を伝えられますが、この一言があった方が相手を気遣っている気持ちが伝わります。
「本日は」なので、これから何かを行うときに用います。
つまり、相手が目の前にいるのです。
人は態度から感情を読み取っています。
この言葉を伝えるときには、感謝をしているさまが伝わるような態度をとりましょう。
姿勢を正して相手の方を見て、はっきりとした声で伝えると、感謝の気持ちが伝わりやすいです。
うつむいていたり、声が小さかったりすると、感謝が伝わりません。
「本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます」を使った例文
・『本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます。それでは、○○を行いたいと思います』
「本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます」の返答や返信例
集会など多くの人が集まる場面で述べられているときは返答はしません。
会が進行していくので、司会者の指示に従って行動をしましょう。
個人的に伝えられているときはあいさつをします。
この後に何かが行われるようならば、その行為を行いましょう。
たとえば、これから話し合いをするなら、椅子に座って話し合いを行います。
非常に忙しくて時間を作るのは大変だったとしても、それは表に出さないのが望ましいです。
まとめ
この言葉は、話し手のために時間を作ってくれた人にお礼を伝えるものです。
わざわざ話し手のために時間を作ってくれているのに、それに対してお礼がないのは失礼です。
感謝の気持ちを伝えましょう。
