こちらの記事では、ビジネス上でも使用されている「格納しておりますので」の言葉の意味や使い方に関して、分かり易く解説します。
「格納しておりますので」とは?
格納しておりますのでは、かくのうしておりますので、と読むのが正解な言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば分かる事でしょうが、物を一定の場所に納めて入れるという意味を持っている格納の漢字に、しているのでを丁寧な言い回しにした、しておりますのでの文字を加える事で誕生した言葉となっています。
以上の事から格納しておりますのでは、納め入れしているので、という意味を示すのです。
「格納しておりますので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
格納しておりますのでは、仕舞い入れているので、といった意味の言葉として用いられています。
つまりはある物を、しっかりと仕舞い込んでいる、という事実を相手に伝える際に利用されている言葉です。
とはいえ、おりますのでという風に丁寧さのある表現が使われている言葉となっています。
故にビジネス上では、部下の様に明確に目下の人物に対して使うには、大袈裟過ぎる表現の言葉です。
だからこそ気遣いが必要となる、上司や取引相手の様に、目上の人物に使用すべき言葉となっています。
「格納しておりますので」を使った例文
・『その書類は、資料室のファイルに格納しておりますので直ぐに取って来ます』
・『資料はこちらのフォルダに格納しておりますので、問題ありません』
「格納しておりますので」の類語や言い替え
格納しておりますのでの類語や言い替えとしては、保管しておりますので、という言葉が挙げられるのです。
というのも保管は、格納と同じ様に、しっかりと仕舞い込むといった意味があるので、保管しておりますのでは、同じ意味合いを所有している類語として、利用する事が出来ます。
まとめ
格納しておりますのでは、きちんと納め入れているので、という意味を持つ言葉です。
ただし、おりますので、と丁寧な表現が駆使されている事から、ビジネスシーンでは、部下の様に立場が下の人間に使うべきではありません。
取引相手や上司の様に、気遣いが必要となる立場が上の人物に対して使用する言葉となっています。