「検討の末」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「検討の末」とは?
「検討の末」とは、ビジネスメールや敬語での会話などにおいて「検討を重ねた結果」もしくは「関係者同士で何度も話し合いを行った後で」などという意味合いで用いられている表現です。
数多くの協力者や担当者などと支え合いながら進めていかなければならないようなプロジェクトや特別な任務などに取り組んでいく過程で、あるテーマや課題などについてそれらに係わっているメンバー間で話し合いの場を設けた結果や結論などに言及したい場合などに使用されています。
「検討の末」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「検討の末」とは、「多くの人たちの意見を聞いてよく考えた結果」ないし「お互いの思いや考えなどをすり合わせた後で」などという意味合いで使われている表現です。
ビジネス上では連日のようにさまざまな案件や事案などを取り扱っていく場面が出てきますが、それらの流れで話し合った結果や結末などに触れたい場合や導き出したアイデアや方向性などを相手に共有したい場合などに使われている文言で、同時に検討した結果についても分かりやすく後述しておく必要があります。
「検討の末」を使った例文
・『次回の会合につきましては、業務関係者の間で検討の末、以下のとおり再来週執り行われる予定となりましたことをご報告いたします』
・『社内にて検討の末、承諾させていただくことといたしますので、引き続き何卒よろしくお願い申し上げます』
「検討の末」の類語や言い替え
・『熟慮させていただきました結果』
・『関係者や担当者などの意見を取りまとめた末に』
・『何度か協議を重ねた上で』
まとめ
「検討の末」とは、ビジネスや敬語での会話シーンなどにおいて「いろいろな場面を想定した後で」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを深く理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。