「楽しみに拝見させて」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「楽しみに拝見させて」とは? ビジネス用語

ここでは「楽しみに拝見させて」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「楽しみに拝見させて」とは?

「楽しみに拝見させて」は、何かを楽しみ見させてもらうという使い方になります。

「自信作とのことですので、楽しみに拝見させていただきます」などという用い方になり、その対象は文章や絵画など、「見る」と使えるものになります。

映像作品であっても構わず、彫刻などの芸術作品にも用いることができ、その場合には「観る」とした方が適していますが、この「〜に拝見させてと用いて問題なく、「新作の映像が出来上がったと連絡がありました。

楽しみに拝見させていただきたいと思います」
といったような使い方もよく見られます。


「楽しみに拝見させて」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「楽しみに拝見させて」は、この後には先の例のように、「いただきます?」「もらいます」のように続ける使い方がほとんどです。

語尾を少し変えて、「〜に拝見したいと思います」と使っても意味は変わらず、これからそうさせてもらう、またはそのうちという用い方になります。

それがいつと添えて、「次の休みに楽しみ〜」のような使い方もまま見られ、それを楽しみにしていると言っていますが、いわゆる社交辞令として使われることもあるため、本当にそう思っているかどうかは使った側次第になる表現になります。


「楽しみに拝見させて」を使った例文

・『○○の次回作が発売されたと聞きました。今作も楽しみに拝見させてもらおうと思っております』
・『やっと時間がとれましたので、明日楽しみに拝見させていただきます』

「楽しみに拝見させて」の類語や言い替え

・『楽しみに拝観させて』
こちらの「観」を使うと、「はいかん」と発音します。

その漢字から、「観る」と使う対象にはこの方が向いていると思いきや、こちらは神社や仏閣などを対象にして、それらを参拝したり、眺めることの表現です。

そのため、「京都ではいくつかの有名なお寺を楽しみに拝観させてもらう予定です」といったように用います。

まとめ

「楽しみに拝見させて」は、何かを楽しみに見させてもらうと使います。

その対象は文章や映像、芸術作品など多岐にわたり、それを見る(観る)のを楽しみにしているという用い方をするための表現です。

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