ここでは「構いません」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「構いません」とは?
「構いません」は、そのようにして構わないという意味になります。
「当日は時間内でしたらいつ来ていただいても構いません」と使った時には、その日は時間内ならいつ来ても構わないと伝えており、「そちらは処分してもらって構いません」とすれば、それは自由に処分して構わないという解釈になります。
このように、そうしていいと丁寧に伝えるための表現になり、「そちらは持って行って構いません」や「好きなタイミングで構いません」などと、使い方は様々です。
いずれの場合も、そうしてもらっていいといった解釈になります。
「構いません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「構いません」は、この後に「が」とつけて、それはそうなのだがと話を続けることができます。
例えば、「途中で会場外に出ていただいても構いませんが、再入場することはできません」のような使い方をした場合、途中で会場の出るのは自由だが、そうしてしまうと再び入ることはできないと言っています。
この手の使い方をした場合、好きにして構わないと言っているのは前半の部分までで、そうではあるものの、それについての注意点を一緒に添えており、このような使い方をすることも多く見られる表現です。
「構いません」を使った例文
・『そちらは自由にお持ち帰りいただいて構いません』
・『好きなものを選んでいただいて構いませんが、一部は追加料金の対象になります』
「構いません」の類語や言い替え
・『問題ありません』
こちらの表現も、そのようにしていいという解釈になります。
そのため、「そうしてもらって問題ありません」、「途中で退席いただいても問題ありません」などと、そのまま言い替えに使うことができますが、「構いません」とするより堅い表現になり、少し畏まった用い方になるため、口語で使う場合にはあまり向いていません。
まとめ
「構いません」は、そうして構わないという使い方をする表現です。
何かについて、好きにしてもらっていいと用いられますが、語尾に「が」とつけて使うことで、そうではあるものの、と続けて注意点を添える使い方もよく見られます。