何かの行動を取るにあたっては「機会に恵まれ」とのフレーズを使うことがあります。
嬉しさを表現するものでスピーチにも使われる表現ですが、どう使っていくべきかなどはよく確かめる必要があるでしょう。
「機会に恵まれ」とは?
事をするのにちょうど良い時折の意味がある「機会」を用い、それが運良く得られたとの嬉しい気持ちを人に伝える表現です。
「機会に恵まれ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
業務に関わる行動をすすめるにあたって、自分は上手くいく機会を運良く獲得できたと感じられることがあります。
そんな状況について相手に伝える時に「機会に恵まれ」を用いて、嬉しい気持ちや感謝を伝えることができるでしょう。
これは仕事の機会のみならず、イベント開催、人との出会いなどにも使うことができます。
具体的に何の機会に恵まれたのかを、前置きする必要があるでしょう。
また機会に恵まれたから、「感謝申し上げます」など、どんなふうに思っているのかも伝えることも可能です。
ただ「機会に恵まれ」との表現は敬語とはなっていませんので、別の形に言い換える必要もあるかも知れません。
「機会に恵まれ」を使った例文
・『本日は晴天となりまして、お花見を開催する上で絶好の機会に恵まれました』
・『このような素晴らしい機会に恵まれ、実現できることに深く感謝申し上げます』
「機会に恵まれ」の類語や言い替え
「機会を与えてくださり」は、くれるの尊敬語である「くださる」を用いて、相手からその機械を貰えたことを言い表しています。
「機会をいただくことができ」は、もらうの謙譲語である「いただく」を使ったうやうやしい形です。
「機会を賜(たまわ)ることができ」は、目上の人からもらうことを意味する謙譲語の「賜る」を用いて似た意味としています。
また「好機到来」の場合は、絶好の機会がやってきたことを意味する四字熟語であり、これを含んだ文章とするのも良いでしょう。
まとめ
良い機会が運よく得られたことを人に伝えるに際して、「機会に恵まれ」を使うことができるのでした。
これは何の機会に恵まれたのか、どう思うのかを併せて伝えることが大切です。
敬語ではないので言い換えも必要ですが、その時には「機会を与えてくださり」など適切な形を検討してみるのが良いでしょう。
