「欠礼のご連絡が遅くなり」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「欠礼のご連絡が遅くなり」とは? ビジネス用語

ここでは「欠礼のご連絡が遅くなり」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「欠礼のご連絡が遅くなり」とは?

「欠礼のご連絡が遅くなり」は、いわゆる年賀欠礼に相当する連絡状が遅くなってしまったというお詫びに用いる表現になります。

「年賀欠礼」とは、身内に不幸があった時に送る連絡状になり、俗に言われる「喪中はがき」のことです。

その正式な名称で、年賀状を一般に書き始める12月になる前に出しておくもので、それによってもらった相手も今年は年賀状を出してはいけないのだと分かります。

それを出すのが12月に入ってしまったり、または12月になってから不幸があった場合に定型的にこの表現を用いて、「欠礼のご連絡が遅くなり、申し訳ありません」といった文章を使ったそれを送るという具合です。


「欠礼のご連絡が遅くなり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「欠礼のご連絡が遅くなり」は、年賀欠礼にあたるものに使う以外に、メールなどの別の文章で使うこともできます。

この表現では「年賀」とは特に使っていませんが、「欠礼」だけでそれと分かるため、特にそれを加えて使うことはありません。

その「欠礼」という言葉自体が口語には向いていないため、そちらで使うことはなく、年賀欠礼においてその冒頭で用いたり、その代わりに送る文章でも同様に、まずこの表現から始めるのが通例です。

使い方が限られているため、特定のシチュエーションにならないと用いることはありませんが、そういった時のために覚えておきたい表現の1つです。


「欠礼のご連絡が遅くなり」を使った例文

・『欠礼のご連絡が遅くなり、大変申し訳ありません。先月11月20日に母○○が逝去いたしました』
・『この度は欠礼のご連絡が遅くなり、申し訳ありません。欠礼状より早くご連絡できるかと思い、このようなメールにさせていただきました次第です』

「欠礼のご連絡が遅くなり」の類語や言い替え

・『本年中のご厚情に心より御礼申し上げます』
年賀欠礼の出だしとなる文言として有名な使い方で、この後に「○月△日に〜」といったように続けます。

11月までに出す場合にはこちらを使うとよく、その代わりになるメールなどでも同様です。

まとめ

「欠礼のご連絡が遅くなり」は、年賀欠礼やその代わるになるものを送るのが12月に入ってからになってしまったという場合、または12月に入ってから不幸があった時にその冒頭で用いる定型表現になります。

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