「次の機会がございましたら」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語の言い替え」を分かりやすく解説していきます。
「次の機会がございましたら」とは?
「次の機会がございましたら」のフレーズにおける「次の」は、「次回の、またの」といった意味の言葉です。
また、次の「機会」は「場面、チャンス」を意味する言葉です。
そして最後の「ございましたら」は、「ある」の丁重語の「ござる」に、丁寧語の「ます」と、仮定を表す「たら」が付けられたもので、「ありましたら」のより丁寧な表現です。
したがって「次の機会がございましたら」のフレーズは「次回のチャンスがありましたら」の敬語表現となります。
「次の機会がございましたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「次の機会がございましたら」のフレーズは、何らかのお誘いを受けたものの、都合がつかずに断る際によく使われる表現です。
「次の機会がございましたら、またお誘いいただければ幸いです」等の文章で、本当は誘いに応じたいけれど、今回はどうしても都合が合わず断るとの気持ちを伝えることができ、角が立たないように断ることができるのです。
「次の機会がございましたら」を使った例文
・『次の機会がございましたら、またお誘いくださいますと幸いです』
・『次の機会がございましたら、お声がけいただければ幸いに存じます』
・『次の機会がございましたら、是非ご一緒いたしたいと思います』
「次の機会がございましたら」の類語や言い替え
「次の」の類語としては「次回の」や「またの」が挙げられ、また「機会」の類語としては「場面」や「チャンス」が挙げられます。
したがって、これらの類語を組み合わせて、このフレーズは例えば「次回の場面がございましたら」や「またのチャンスがございましたら」と言い換えることができます。
また、このフレーズは丁寧な敬語表現ですが、同僚等に使う場合には「次の機会があったら」や「次の機会があれば」とのフランクな表現に、また一般的な丁寧な表現として「次の機会がありましたら」と言い換えることもできます。
まとめ
「次の機会がございましたら」のフレーズは「次回のチャンスがありましたら」の敬語表現です。
このフレーズを添えることで、何らかのお誘いを角が立たないように断ることができます。
