何かを実現できずにお断りをする時などには、「気持ちは山々ですが」というフレーズの出番です。
しかし「山々」の意味が不明であるなど、分かりづらいところもあります。
気持ちは山々ですがの意味、使い方など確かめてみましょう。
「気持ちは山々ですが」とは?
物事を実現したい気持ちは沢山あるけれど、それができないことを表します。
「山々」は、実現したいと沢山思っている、山ほどあることです。
「気持ちは山々ですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
品物を買いたい気持ちがあるけれど不可能だったり、観光旅行をしたいけれど無理など、実現が難しい状況は常にあります。
その場合に「気持ちは山々ですが」と言って、それができない状況を伝えることができるでしょう。
これによって相手に対しての配慮を示すことができます。
言葉の中に用いる場合、「購入したい」「旅行したい」など実現したいと思っている事柄を、前に置くことが可能です。
これに続け「遠慮させてください」など、お断りやお詫びの言葉と併せることができます。
また今回はお断りするけれど、「別の機会に誘って」など、次の機会に繋げることもできるでしょう。
敬語としては物足りないとするなら、もう少し丁寧な表現に言い替えることも考えてみてください。
「気持ちは山々ですが」を使った例文
・『これを購入したい気持ちは山々ですが、今の自分には無理なようです』
・『観光に行きたい気持ちは山々ですが、諸事情あって今回は遠慮させていただきます』
「気持ちは山々ですが」の類語や言い替え
「気持ちは山々ございますが」は、あるの丁寧な言い方である「ございます」を用い、気持ちが山ほどあることを丁重な感じにする表現です。
「気持ちは否定できませんが」気持ちがあるのは事実ですが」は、その気持を持っていることが本当であると伝える形となります。
「思いは山々ですが」は、気持ちは山々と言うのと全く同じ意味の表現です。
「思いは多々ありますが」は、気持ちが多くあることを表しています。
まとめ
実現したいとの思いは強いけれど不可能な状況について、「気持ちは山々ですが」と言い表すことができるのでした。
これにより相手に配慮しつつ、お断りやお詫びするのに役立つでしょう。
場合によっては「ございますが」の形にして、ますます丁寧に言い表してみるのもおすすめです。