求職中の言葉遣いに、迷ってしまうことがあるものです。
「求人を拝見しました」の正しい使い方と類語を見ていきましょう。
「求人を拝見しました」とは?
ネットで仕事を探している時に、理想に合う求人を目にすることがあります。
詳しい勤務形態について知りたい時、面接を受けたい時に、記載してある事務所に問い合わせをおこなうことがあるかもしれません。
「拝見」は「見る」の謙譲語にあたるので、へりくだって求人情報について切り出す時の言い方です。
「求人を拝見しました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
求人欄を見て電話をかける時、ビジネスメールを送る時のフレーズです。
ただ企業によっては、複数の応募をかけていることもあるもの。
「〇〇の求人を拝見しました」と詳細に述べる方が、スムーズに話が伝わります。
参考にした媒体名をお伝えする、あるいは受付や事務スタッフなど求めている職種を加えて、親切な文に整えていきましょう。
また電話をかける際は始業時間と終業時間の前後、そしてお昼休憩を避けてかけることも大切です。
一生懸命伝えればこちらの熱意は伝わるので、焦らず落ちついた口調で話していきましょう。
「求人を拝見しました」を使った例文
・『求人誌〇〇を拝見しました、〇〇と申します』
・『看護師募集の求人を拝見しました、〇〇といいます』
「求人を拝見しました」の類語や言い替え
同じニュアンスの表現に「求人を拝見いたしました」が挙げられます。
より丁寧さが増しているように思えますが、タブーとされている二重敬語のひとつ。
「拝見」と「いたしました」は謙譲語なので、重なりが生まれてNGになります。
正しく言おうとするほどボロが出てしまうこともあるので「拝見しました」で覚えておきましょう。
求人情報に対して「拝見」が大げさに思える場合は「求人を見せていただいた」でも柔らかく使用できます。
また言い替えの表現には「御社の求人を見て、ご連絡いたしました〇〇と申します。
ぜひ応募させていただきたく、お電話しました」があります。
前向きな言葉を組み立てて、ポジティブにお願いしてみましょう。
まとめ
「求人を拝見しました」の正しい使い方を見てきました。
色々な言い方を覚えて、なりたい職に就いてみましょう。
