「法的措置をとらせていただきます」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「法的措置をとらせていただきます」とは?
「法的措置をとらせていただきます」とは、ビジネス上で使う会話やメールなどにおいて「顧問弁護士に相談の上で措置を講じたいと存じます」または「法律的に問題はないかどうか正式に検討してみる所存でございます」などという意味合いで使われている表現です。
「法律に則った一般的な法手続き」などを示す「法的措置」とは、ビジネス上では「業務や事業などが法律に抵触していないかどうか確かめる」さまや「弁護士と協議の上で訴訟に持ち込む」様子などを表しており、業務関係者や事業協力者などが法律を遵守していないと思われた場合などに使用されています。
「法的措置をとらせていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「法的措置をとらせていただきます」とは、「法律的に問題がないかどうか弁護士に確認してみたいと存じます」あるいは「法的に許されることではございませんので然るべき場所で裁いていただきたいと思っております」などという意味合いで用いられる文言です。
ビジネス上で係わっている取引相手や得意先などから大きな損害や見逃せないような不利益などを与えられてしまった場合などに用いられている言い回しで、併せて何の件について措置を取るつもりなのかについても併記しておかなければならないでしょう。
「法的措置をとらせていただきます」を使った例文
・『法的措置をとらせていただきますので、追って内容証明書を送付いたします』
・『御社の対応によりまして弊社のウェブシステムに大きな障害が発生してしまいましたことにつきましては、法的措置をとらせていただきます』
「法的措置をとらせていただきます」の類語や言い替え
・『法律的に問題がないかどうか確かめてみる所存でございます』
・『法的な調整をお願いしようと思っている次第です』
・『顧問弁護士と協議した上で対処いたします』
まとめ
「法的措置をとらせていただきます」とは、ビジネスの場において「裁判所にて正式に決してもらいたいと存じます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてうまく使いこなしましょう。
