ここでは「注力していく所存です」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「注力していく所存です」とは?
「注力していく所存です」は、何かに力を入れていくことにすると伝えるための表現です。
「今後は○○の分野に注力していく所存です」のような使い方になり、会社としてそれに力を入れていくと言っています。
そのようにすると言っていますが、丁寧な使い方になるため、先のようなビジネスシーンや、教えをもらっている相手などに用いられ、学生が教授に対して「この分野の勉強に注力していく所存です」といったように使う場合も多いです。
その本人、会社などとして、今後そうしてくという意思表明になる表現となっています。
「注力していく所存です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「注力していく所存です」は、先のように、それに力を入れていくと文章で伝えるために用いられます。
ここまで堅くせずに、「注力していきます」という使い方をする場合も多く、社内で上司や目上の人に用いるならその方が適しています。
その他に「注力していきたいと思います」、「〜と考えています」などとしても意味自体が変わることはないので、口語で用いる際や、文脈によってそれらの形の方が合っていることがあります。
他のことよりもそれに力を入れていくというニュアンスになるため、そちらも合わせて覚えておいてください。
「注力していく所存です」を使った例文
・『これから弊社はWEB開発の分野に注力していく所存です』
・『卒業論文執筆のため、そのテーマとして選んだ中国史に注力していく所存です』
「注力していく所存です」の類語や言い替え
・『重点を置く所存です』
この「重点を置く」としても、それに重きを置いて行うという解釈になり、同様の意味で使うことができます。
「これからはその分野に重点を置く所存です」といったような使い方でよくビジネスシーンで用いられており、こちらも文章向けの丁寧な表現になります。
まとめ
「注力していく所存です」は、それに力を入れていくという意味で使われます。
丁寧な表現なのでこのままでは文章向けとなっており、口語で用いる際には「注力していきます」、「〜と思っています」などと崩して使うといいでしょう。
