この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「深い敬意を払うとともに」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「深い敬意を払うとともに」とは?
「深い敬意を払うとともに」のフレーズにおける「深い」は「程度が大きいこと、大変に」といった意味の言葉です。
次の「敬意」の読みは「尊敬する気持ち」を表す言葉です。
また、「払う」は、ここでは「話し方や行動などで表現すること」の意味で使われています。
そして最後の「ともに」は「同時に」といった意味です。
したがって、「深い敬意を払うとともに」のフレーズは、「大変に尊敬する気持ちを表現すると同時に」といった意味になります。
「深い敬意を払うとともに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「深い敬意を払うとともに」のフレーズは、相手の方に「大変に尊敬の気持ちを表現すると同意に」との意味ですが、「ともに」の後ろには、敬意と組み合わせておかしくない「感謝する」といった意味のフレーズが添えられます。
また、このフレーズは、「深い敬意を表するとともに」とのフレーズでもよく使われます。
意味としては、同じです。
いずれの表現も敬語表現ではないので、敬語表現としたい場合は、例えば「深い敬意を払っておりますとともに」と言い換え、また前後の文章を敬語表現とする必要があります。
「深い敬意を払うとともに」を使った例文
・『リーダーとしてプロジェクトを成功に導かれたことに対し、深く敬意を払うとともに、感謝申し上げます』
・『長年にわたりご指導くださいましたことに、深い敬意を払うとともに感謝いたします』
「深い敬意を払うとともに」の類語や言い換え
「深い」の類語としては「心より」が、また「敬意」の類語としては「尊敬の念」が、さらに「払う」の類語としては「表す」が挙げられます。
したがって、「深い敬意を払うとともに」のフレーズは、「心より尊敬の念を表すとともに」と言い換えることができます。
また、敬語表現にするには、先に記した通り、「深い敬意を払っておりますとともに」と言い換えるのが良いでしょう。
まとめ
「深い敬意を払うとともに」のフレーズは、「大変に尊敬する気持ちを表現すると同時に」といった意味になります。
