ここでは「無しでお願いします」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「無しでお願いします」とは?
「無しでお願いします」は、何かが無いようにというお願いになる表現です。
「直前になってのキャンセルは無しでお願いします」のように用いられることが多く、直前になってそういったことは無いようにと言っている使い方になります。
このような約束ごとに対して用いる例から、何かの購入時に「有料オプションの類いは全て無しでお願いします」といったような使い方をすることもでき、この場合には、有料になるオプション類は何も要らない(そういうものは1つの無いように)と伝えている用い方です。
「無しでお願いします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「無しでお願いします」は、そうお願いしたいという用い方をする表現になります。
日常的に用いられているため、例えば、カフェでコーヒーの注文をする際に「砂糖は無しでお願いします」と使ったり、何かの催し物における注意として、「公演中は私語は無しでお願いします」などと用いることができます。
ビジネスシーンでも、「事情が変わりましたので、先ほどの話は無しでお願いします」のような使い方をすることがありますが、些かフランクな表現になるため、対外的に用いるにはあまり向いていません。
「無しでお願いします」を使った例文
・『堅い場になるので、そういったことだけは無しでお願いします』
・『申し訳ありませんが、これまでの話は全て無しでお願いします』
「無しでお願いします」の類語や言い替え
・『無いことを祈ります』
こちらも、そういったことは無いようにして欲しいという使い方になる表現ですが、それを祈っているという少々消極的な用い方になるため、直接そのお願いをしている訳ではありません。
そちらとして、それが頼みだというニュアンスを強く出したい時には「無しでお願いします」の方がよく、場合によって使い分けてください。
まとめ
「無しでお願いします」は、何かが無いようにという意味で用いられています。
物理的にそれが無いようにという使い方から、そういったことは、といった内容にしても構わず、そのようなお願いをするために用いられます。