この記事ではビジネスシーンで使われる「異動することとなりました」という言葉に付いて解説します。
「異動することとなりました」とは?意味
「異動することとなりました」とは異なる部署に移ることになったという意味です。
異という字を使う「異動」はただ場所が変わるという移動と違い、働く場所や部門が変わるという意味を持ちます。
ただし単純に部署が変わるというお知らせの意味で使われるのではなく、今担当している仕事は他の人が引き継ぐことになりますという意味を含めて使われる言葉です。
「異動することとなりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
自分が他の部署に移動することが決まった後に、それを知らせるために使います。
今同じ部署で働いている人に使うこともありますが、取引などで担当している相手に使うこともあるでしょう。
どちらの意味であっても自分は他のところに移るので、それまでやっていた仕事は他の人に引き継いで貰うことになりますという意味を含めた使い方になります。
取引先などに対して使う場合は、引き継ぎする後任者の紹介もしておくべきです。
「異動することとなりました」を使った例文
・『新年度より異動することとなりました、本来はお会いしてご挨拶するべきではございますが、取り急ぎメールで失礼いたします』
・『この度何月何日付で何々部へ異動することとなりましたので、私の担当していた業務の引き継ぎをお願いします』
「異動することとなりました」の返答や返信例
「異動することとなりました」と言われた時点で人事異動は決まっておりどうしようもないので、担当者が変わったり仕事の引き継ぎが発生することは素直に受け入れる必要があります。
その上で今までお世話になったことへの感謝を伝え、異動先での活躍を祈る言葉という構成で返信するといいでしょう。
その後は本人と後任者と取引相手などの当事者間で引き継ぎを進めることになります。
まとめ
人事異動は仕方ないにしても知らせないまま異動すると間違いなく混乱が起きるので、異動が決まったならそれを伝達し引き継ぎを行うことは必須です。
そういう時に「異動することとなりました」と伝えれば、異動して部署から移ることと引き継ぎが発生することを一片に伝えられます。
