「異議ありません」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「異議ありません」とは?
「異議ありません」とは、ビジネスで使う会話やメールなどにおいて「異論などはございません」あるいは「賛成意見をもっております」などという意味合いで使われている言い回しです。
数多くの会社や組織などと協力をし合いながら取り組んでいく必要がある業務や取引などを進めていく渦中で、関係者の出した意見や打ち出した方向性などについて同意している旨をお知らせしたい場合などに用いられている文言で、反対意見などがまったくない旨について伝えることができる表現です。
「異議ありません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「異議ありません」とは、「異論を挟む余地などはまったくございません」ないし「おっしゃるとおりであると存じます」などという意味合いで使われている表現です。
「他人と違う意見」または「反対する気持ち」などというニュアンスで使われている「異議」という語は、ビジネス上では「反対の立場」もしくは「別のとらえ方」などという意味をもつ表現として使われており、「異議がない」とは取引相手や得意先などの業務関係者の思いや意見などに賛同している旨を表明することができる言い回しとして使用されています。
「異議ありません」を使った例文
・『次回開催予定の打ちあわせ日程につきましては、異議ありませんので予定どおりに実施いただければと思います』
・『商品原価の値下げについては異議ありませんが、念のため上司に確認してからの回答にさせてください』
「異議ありません」の類語や言い替え
・『異なる意見などはございません』
・『まったく賛成でございます』
・『完全に同意させていただきたく存じます』
まとめ
「異議ありません」とは、ビジネスの場において「御社のご意向に逆らうつもりはございません」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて違和感のないように使いこなしましょう。
