この記事では「皆さん」について解説をします。
「皆さん」とは?意味
その場にいる人たちや関係する人たちを指す言葉です。
また、呼びかける言葉です。
「皆さん」は「みなさま」のややくだけた言い方です。
「さん」は、人を表す言葉について、その人に尊敬の意を表します。
「皆」は、そこにいる人すべて、全員という意味です。
「皆さん」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、多くの人に呼びかけるときに使用をします。
パーティーの場でのことで説明をします。
パーティーで、主催者があいさつをすることになりました。
主催者としては、今日この場に人が集まってくれたことをうれしく思っています。
忙しく時間を作ることが大変だった人もいるでしょう。
遠いところからやって来てくれた人もいることでしょう。
そういった事情がありながらも、この場にやって来てくれたことをうれしく思っており、集まってくれたことへ感謝の気持ちを伝えたいと思っています。
その感謝の気持ちを伝えるときに、「皆さん、今日はお集まりくださりありがとうございます」といった使い方をします。
「皆」は複数の人や物を指す言葉なので、「皆さん」は人が何人もいる場合に使用をします。
一人だけしかいない場合は「皆さん」とはいいません。
二人のときは「おひたり」ということがあります。
三人のときは「おさんにん」というときもあれば、「皆さん」というときもあります。
四人以上であれば「皆さん」といっても不自然ではないでしょう。
「さん」は「さま」とした方がより丁寧です。
「皆さん」を使った例文
・『皆さん、お元気ですか』
「皆さん」の返答や返信
複数の人たちに呼びかけていて、返答をしない場合があります。
この後にスピーチがされる場合は、最後まで話を聞いていましょう。
途中で口を挟んだり、音を立てたりしないようにします。
スピーチが終わったときに拍手をすると、話を聞いていた、話の内容がよかったという意が伝わります。
「皆さん、お元気ですか」など呼びかけている場合は、何か返事をしてもよいでしょう。
反応がないと相手が困ってしまうことがあります。
まとめ
この言葉は、多くの人のことを指して使う言葉です。
集まりの場などでその場にいる人に呼びかけるときに使われます。