「皆様のお越しを心よりお待ちしております」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「皆様のお越しを心よりお待ちしております」とは?
これは、皆が来ることを強く待っていると伝える言葉です。
「様」は敬称になっています。
つまりここでは、相手に敬意を示して「皆様」としているのです。
また、「お越し」は「お越しになる」が名詞化されたものになります。
さらに「心より」は、気持ちの程度を強調する表現なのです。
なお、「お待ちしております」は現在進行形になっています。
そして、謙譲語と丁寧語を使った敬語表現になっているのです。
「皆様のお越しを心よりお待ちしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
たとえば、ある顧客が複数名で来社することになったとします。
そのため、相手が来るのを強く待っていると、伝えることにしたのです。
このような場面で、「それでは、皆様のお越しを心よりお待ちしております」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手の訪問を心から待っていると、敬語で伝えられるのです。
なお、このことばを使う場合は、敬語の使い方に注意しましょう。
たとえば、「皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます」にすると、より丁重な表現になります。
また、「皆様のお越しを心よりお待ちしています」と言い換える方法もあるのです。
「皆様のお越しを心よりお待ちしております」を使った例文
これを使った例文として、以下のようなものが挙げられます。
・『それでは、皆様のお越しを心よりお待ちしております』
・『関係者一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております』
「皆様のお越しを心よりお待ちしております」の類語や言い替え
この言葉を同じような意味で言い換える場合には、いくつかの方法があります。
たとえば、「皆様がいらっしゃるのを心よりお待ちしております」と言い換えできます。
また、「皆様のお越しを心からお待ちしております」と言い換える事もできるのです。
さらに、「皆様のお越しを心待ちにしております」と言い換える方法もあります。
まとめ
これらのことから、「皆様のお越しを心よりお待ちしております」をビジネスメールや会話で活用できると分かります。
実際の状況に応じて、上手に活用するとよいでしょう。
