「目処に」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「目処に」とは? ビジネス用語

ここでは「目処に」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「目処に」とは?

「目処に」は、目標にして、という意味になります。

そこまで厳密なものではなく、そのくらいで、といった解釈になり、「来週中を目処に完成させる予定です」と用いると、来週中にはそれを完成させるつもりだと言っています。

「100個を目処にして、一旦休憩してください」といったような用い方をしてもよく、この場合には、100個になった辺りで一旦休憩をとって欲しいという意味で使っており、このようにアバウトながら、それくらいを目標に、といった使い方になる表現です。


「目処に」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「目処に」と使っている「目処」は、大体の目当て、という意味で使う表現です。

「目処に」とすると、何かをそれにして、という用い方になりますが、語尾の「に」をつけない場合には「目処をつける」「目処がついた」などと使うことが多く、それぞれ大体の当たりをつける、それがついたと用いています。

やはり、厳密なそれではなく、ここら辺だろう、その辺りだと思うといった意味になり、「目処として○日には〜」とすれば、その日くらいには、と言っている使い方になります。


「目処に」を使った例文

・『来月を目処に新システムを導入する予定でしたが、切り替えの問題から少し延びてしまいそうです』
・『全て30センチを目処に切っておいてください。多少は前後しても構いません』

「目処に」の類語や言い替え

・『目安に』
この「目安」としてもほとんど同じ意味になり、上の例文はどちらもこちらに置き換えることができます。

解釈としては同じだと考えて構いませんが、使い方として、「目処がついた」といったように用いる時にはそちらの方が向いており、どれくらいを「目安に」何かを行う、のような使い方をする場合にはそう用いる方が適していることが多いです。

まとめ

「目処に」は、そこまで厳密ではない目標として、という意味で用いられています。

それくらいを「目処に」何がどうなる、どうするといった使い方になり、「目処」だけで、それがついた、それをつけると用いる場合もよく見られます。

その時にも、大体の当たりといった意味になります。

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