あらゆる種類の業務では確認をすることが大切であり、「確認しておきます」との表現も度々耳にします。
間違いを減らすためにも重要なフレーズですが、これの使い方なども確認しておきたいところです。
「確認しておきます」とは?
関係する物事の問題や状態について確認することを、相手に伝えるための表現です。
「確認」にははっきりと認めるとの意味があります。
「確認しておきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
業務の際には人から問い合わせを受けたり、問題点を指摘されたり見つけるような場面があります。
その際に「確認しておきます」と相手に伝えて、具体的な対処に移していくことが適切です。
確認する対象としては、間違い、問題、配送状況、予定、進捗具合、人の状況など様々にあります。
これを用いる場合は「状況について」など、何についての確認をするかを伝える必要があります。
また確認に時間が必要な場合には、「しばらくお待ち下さい」などの相手に待ってもらう表現を付け加えることもできます。
ただし「しておきます」は謙譲語の表現ではないので、目上などに対しては言い替えが必要になる場合があるでしょう。
「確認しておきます」を使った例文
・『現時点で状態がわかりませんので、私のほうで確認しておきます』
・『状況について確認しておきますので、しばらくお待ち下さい』
「確認しておきます」の類語や言い替え
「確認いたします」は、するの謙譲語である「致す」を使うことで敬意を込めた表現となります。
「確認させていただきます」は、相手の許可を得て利益を授かる形の謙譲語であり、場合によっては用いることが適切でしょう。
「見極めたいと思います」は、物事を客観的に把握して判断をすることを意味する「見極め」を使った言い方です。
「検証いたします」は、実際に物事を調べて仮説などを証明することを言います。
「確かめます」は、間違いなどがないかと調べ、はっきりさせることを表す表現です。
まとめ
何かの物事を確かめることを人に伝えるにあたり、「確認しておきます」を使うのでした。
これは様々な状況に使うことができますが、目上に対しては言い替えが必要かも知れません。
その場合には例えば「いたします」の形にしてみたりと、最適な形を探してみると良いでしょう。